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「深夜散歩3 町田-芹ヶ谷公園」別の視点から見る生まれ育った街

町田駅周辺の交差点

金曜日の仕事を終え、週末を迎える前に散歩に行ってきました。

今回は「普段過ごしている場所をいつもと違った視点から見る」という、なんとなく思いついた目的を頼りに、散歩する方角を決めます。

普段過ごしている場所で真っ先に思い浮かんだのが、私が生まれ育った町田です。

しかし、いつもと違った視点とは言ってもすぐには思いつかず、週半ば頃から方向性を検討していました。

最終的に思いついたのが普段は車などで通過するエリア、つまりいつもはあまり通らないけれど道は知っている様なエリアを散歩で回るコースです。

帰り道の電車でなんとなくのコースを決めて帰宅した後、少し休んでから散歩に出かけました。

いつもとは違うルートから見る町田駅周辺

通い慣れた駅周辺を、いつもとは違うルートで歩いて回ります。

立ち位置を普段と少し変えただけで、なんだかあまり知らない景色のように思えてくるから不思議です。

境橋

境橋

町田天満宮前の公園

町田天満宮前の公園

町田天満宮前から見た横浜線の線路

町田天満宮前から見た横浜線の線路

ゾーン30の路面標識

ゾーン30の路面標識

芹ヶ谷公園と国際版画美術館

町田駅を通り過ぎ、少し歩いた所にある芹ヶ谷公園に向かいます。

敷地内に入ると、タイルが規則正しく敷き詰められており、明らかに外とは違う雰囲気です。

芹ヶ谷公園の入り口

芹ヶ谷公園の入り口

芹ヶ谷公園の階段

芹ヶ谷公園の階段

怪しい灯の公園内の案内板周辺

怪しい灯の公園内の案内板周辺

芹ヶ谷公園の階段2

芹ヶ谷公園の階段2

暗くて見えない町田市立国際版画美術館

暗くて見えない町田市立国際版画美術館

案内板の周辺だけオレンジがかった灯りが使われていて、なんだか意味深です。

園内には町田市立国際版画美術館があり、各所にいくつかの近代アートが並びます。

版画を専門とする美術館は、国内では珍しいようです。

中でも目を引いたのが彫刻家「井上 武吉」氏の作品「my sky hole」。

my sky hole 88ー4

my sky hole 88ー4

どこか既視感があるなと思って調べてみると、以前訪れた箱根の「彫刻の森美術館」にも「my sky hole 84 HAKONE」や「my sky hole 79 天をのぞく穴」など、同じ作者の作品が展示されていました。

他にも、東京都美術館や旧・広島厚生年金会館裏側など、my sky holeシリーズは全国各地の様々な場所に展示されているようです。

木々に囲まれた公園で夜中に見ると、何か見てはいけないものを見ているかのような感じがしますが、なぜだか近づいて観察したくなるような不思議な魅力を持った作品です。

東京都美術館にある「my sky hole 85-2 光と影」では、作者の井上 武吉氏の誕生日12月8日になると、陽の光が穴を通るように設計されているそうです。

一見すると穴の空いたステンレスの球体ですが、その制作・設計にかけた時間や努力について思いを巡らすと、アートについて無学な私ですらその背景にある美学のようなものを感じます。

Web上では、「それぞれの要素に意味があり、多くの人が直観的に理解できるデザイン」が歓迎されますが「意味を理解しようと調べ、それをもとに推察するデザイン」も、デザインの1つの形として面白いのかもしれないなと思いました。

彫刻噴水・シーソー

彫刻噴水・シーソー

彫刻噴水・シーソーの下の池

彫刻噴水・シーソーの下の池

彫刻家「飯田 善国」氏の作品「彫刻噴水・シーソー」はその名の通り、以前はシーソーのように稼働していたのですが、現在は機械が故障して稼働を停止しているようです。

子供の頃、周りで遊んだ記憶を思い出し、懐かしい気持ちになると同時に寂しさを感じました。

公園内を一通り見て回った後、新しくできた階段を上がり、グラウンド横を抜けて高ヶ坂石器時代遺跡(八幡平遺跡)に向かいます。

芹ヶ谷公園内の通路

芹ヶ谷公園内の通路

芹ヶ谷公園内の広場

芹ヶ谷公園内の広場

芹ヶ谷公園の階段3

芹ヶ谷公園の階段3

広場前の階段を登った上からの景色

広場前の階段を登った上からの景色

新しく出来たグラウンドの周辺

新しく出来たグラウンドの周辺

国指定史跡の1つでもある八幡平遺跡では、縄文時代中期から後期の敷石住居跡が発見されたようです。現在では保存の目的から埋め戻されているため、実物を見ることはできませんが、その上に実寸大の住居跡が再現されています。

高台に位置する八幡平遺跡からは、恩田川沿いに広がる夜景を一望出来ます。

八幡平遺跡からの眺め

八幡平遺跡からの眺め

夜景をひとしきり楽しんだ後は、成瀬方面へと向かいます。

成瀬を経由してつくし野に向かって歩く

普段の生活では歩かない道を歩いていると、車でたまに通る道の脇に小さな公園を見つけたり、思わぬところでよく通る道につながっていたりと、至る所に新しい発見があります。

知ってる道に出たら知らない方向へ方向転換を繰り返し、つくし野方面まで歩きました。

うつろな目をしたイルカ

うつろな目をしたイルカ

うつろな目をしたコアラ

うつろな目をしたコアラ

瀬谷方面の交差点

瀬谷方面の交差点

瀬谷方面の道

瀬谷方面の道

町田市立総合体育館の横のやつ

町田市立総合体育館の横のやつ

町田市立総合体育館

町田市立総合体育館

町田市立総合体育館の裏の橋の横の道

町田市立総合体育館の裏の橋の横の道

町田市立総合体育館の裏の橋

町田市立総合体育館の裏の橋

川の端にあったやつ

川の端にあったやつ

瀬谷方面の道2

瀬谷方面の道2

町田市立総合体育館の看板

町田市立総合体育館の看板

瀬谷方面の道3

瀬谷方面の道3

防犯カメラ作動中のシート

防犯カメラ作動中のシート

用水路上の棒

用水路上の棒

瀬谷方面に続く道

瀬谷方面に続く道

つくし野方面の交差点

つくし野方面の交差点

帰り道

右左折を繰り返し、出てくる道のほとんどが見慣れた道になった頃、家路に着きました。

最後に今回の散歩で道すがら聞いていた曲の中でも特に印象に残った曲を紹介します。

中でもおすすめなのが「The Zombies」の「Care of Cell 44」です。

終始明るい曲調ですが、歌詞は「恋人が刑務所にいるパートナーに宛てて出した手紙」の内容について歌っています。どこか違和感を覚えるような、無理をしているような内容がクセになる曲です。

ZombiesはCare of Cell 44が収録されたアルバム「Odessey and Oracle」で一度解散しており、その1曲目がこの曲だったというのも、なんとも言えない怪しげな雰囲気を醸し出しています。

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Takahiro Ichikawa