ありがたいことに、ウェブサイト制作や記事制作、デジタル広告運用のご支援など、さまざまな案件に日々取り組ませていただいています。
関わる業界も多岐にわたり、そのたびに新しい知識やスキルを磨く機会をいただいています。
一方で、課題と感じる部分も多く改善が必要なことも事実です。特に感じる課題でいうと「チームとして動く」ということです。
個々の力を伸ばしていくという部分も大切ですが、結局はチームとしての連携力が成果に大きく直結していくと感じています。
個人の力を高めることも欠かせませんが、お互いの強みを補完し相乗効果を生み出すことこそがチームで動く意味だと考えています。
成果を生み出すために大切にしていること
現在、さまざまなプロジェクトに関わらせていただいていますが、会社として目指しているのは単にタスクを処理する集団ではなく成果を生み出す集団です。
ここで言う成果とは、単なる一時的な状態や数字の達成ではありません。こちらがやりきったと思うことではなく、「相手に価値が届いた」状態です。だからこそ、常に顧客やユーザーの目線に立つことが欠かせません。
成果を生み出すには複数の要素が必要です。どれかひとつが欠けても、十分な結果にはつながりません。
プロジェクトを進める上で大切にしているのは、ゴールの共有です。
「何のために取り組むのか」「どんな成果物を目指すのか」を明確にし、期限や数値といった基準を全員で共有します。方向性が曖昧なままでは途中でぶれてしまうからです。
ただし、計画を立てるだけでは成果は出ません。実際に手を動かしながら試し、結果を振り返り、改善を加える。この繰り返しが大切です。
どのようなプロジェクトでも一人で完結することはありません。社内はもちろんですが、社外との連携も成果を生み出すには必要不可欠です。
役割や専門性はそれぞれ異なりますが、同じ方向を見て動くことで力が掛け算のように大きくなります。逆に方向がバラバラだと、どれだけ優秀な人が集まっても力が分散してしまいます。
チームとして力を発揮するには、仕組みで支えることが欠かせません。役割や責任があいまいなままでは、同じ作業を二重にしたり、逆に「誰もやらない」空白を生みかねないからです。
その解決策として、私たちは週次のミーティングを設けています。プロジェクトの進捗や数値を全員で確認し、課題が見つかれば意見を出し合いながら解決の糸口を探ります。
もちろん、その場で全てが解決するわけではありません。その場合は次回に向けて各自が準備を進め、議論を深めていきます。
こうした仕組みを続けることで、チーム内に透明性が生まれ、共通認識が整っていきます。結果として、個人判断に頼るのではなくチームとしての判断が可能になります。