2026年のテーマは、「挑戦」にしました。
ここ数年を振り返ると、できることは確実に増えてきました。仕事の進め方もある程度固まり、状況を見ながら判断することにも慣れてきたように思います。
うまく回せる。先を想定できる。失敗の確率も、ある程度は読める。それは安心でもありますが、同時に更新が止まり始めているサインだとも感じていました。
気づけば、大きく失敗しない選択を自然と選ぶようになり、自分自身の成長が少しずつ止まり始めているような違和感もありました。
だからこそ今年は、あえて不確実な方へ進むことで、結果が読めないことやうまくいく保証がないことにも、きちんと向き合ってみようと思います。
上級ウェブ解析士を目指すという挑戦
2025年に、ウェブ解析士を取得しました。
この学びを通して強く感じたのは、数字を見る力と同時に、前提を整理し、背景を理解する視点が不可欠だということです。
SEOや広告運用、レポート作成といった日々の実務の中で、「もっと深く捉えたい」と思う瞬間は以前からありました。ただ、その「深く」という感覚が具体的な形を伴っていなかったことにも、学びを進める中で気づかされました。
そして今年は、上級ウェブ解析士に挑戦します。
この資格に挑むのは、資格そのものが目的というより、実務の幅を広げたいという思いが一番の理由です。
これまで、SEO・広告・解析という領域をそれぞれ扱ってきました。しかし振り返ると、部分最適の積み重ねでは、事業全体の成果にはつながりにくいと感じる場面が増えてきたんです。
この数字は、何を示しているのか。どこを変えれば、次の一手につながるのか。
なぜ、この施策は期待した成果につながらなかったのか。
こうした問いに、自分の言葉で構造的に答えられる力を身につけたいと考え、そのための手段として上級ウェブ解析士の学びを位置づけています。
正直なところ不安もあり、一番の壁は時間の確保です。
日々の実務をこなしながら、学びの時間をどう捻出するのか。忙しさを理由に後回しにしてしまえば、いつまで経っても行動には移すことはできません。
その覚悟を持って、今年は挑戦していきたいと思っています。
人脈を広げることへの挑戦
もうひとつの挑戦が、人脈を広げることです。正直に言えば、これは昔からあまり得意ではありませんでした。
そもそも、人脈を広げること自体の重要性を、強く感じられていなかったというのもあります。
一人で考え、手を動かしていれば、ある程度のところまでは進めると思っていた部分があったのだと思います。
ただ、自分一人の視点には、どうしても限界があります。そのこと自体には気づいていた部分がありましたが、気づかないふりをしていたという表現が正しいかもしれません。
最近になって、同業・異業種を問わずお話しする機会が増えてきました。同業の実務者と話すことで見えてくる新しい知識や、異業種の人と話すことで得られる、まったく異なる視点。
そうした対話の中で、自分の見ていた世界が思っていた以上に狭かったことを実感しました。
だから今年は、これまで以上に意識的に人と会うことを大切にしたいと思っています。目的は、つながりを増やすことではなく、知識をアップデートすることのほうが今の自分には近い感覚です。
得意ではないからこそ、あえて挑戦する。この一年は、人との関わり方についても、少しずつ更新していきたいと思っています。
実務における挑戦
いうまでもありませんが、実務面でも挑戦を続けていこうと考えています。
2025年、生成AIが急速に広まり、それに伴ってLLMOという概念が意識されるようになりました。検索体験そのものが変わり始める中で、これまで当たり前だと思っていた前提が、少しずつ通用しなくなってきていると感じています。
これまでのLLMOは、どちらかといえば話題性の側面が強かったように思います。しかし今後は、「知っているかどうか」ではなく、確実に取り組むべきテーマとして向き合う必要があると考えています。
だからこそ、単なる情報として動向を追うのではなく、戦略設計から成果につなげるところまで、実務としてやり切ることに挑戦したいと思っています。
LLMO自体は2025年から取り組んできたテーマではありますが、そこに明確な正解があるとはまだ言えません。だからこそ、仮説を立て、試し、検証する。失敗を前提に動き続ける姿勢が、これからはより重要になると感じています。
また、ウェブ広告についても、大きな変化が起こる一年になると考えています。
検索結果だけでなく、生成AIの回答そのものが情報の起点になる中で、広告の表示され方や、ユーザーとの接点の持ち方も変わっていくはずです。
生成AIの中に広告を組み込むことを検討しているというニュースも出始めており、これまでの延長線上の考え方だけでは、対応しきれなくなる場面も増えていくと思います。
実務において失敗はできれば避けたいものですが、それでも挑戦を繰り返すことでしか成長はないと割り切って向き合っていきたいと考えています。
失敗を恐れず、踏み出したという事実を残す一年に
ここまで、自分自身についてのテーマをつらつらと書いてきましたが、正直なところ、すべてが思い通りに進むとは考えていません。
失敗もするでしょうし、途中で立ち止まってしまうこともあると思います。思い描いていたような結果が出ず、挫折してしまう場面も、きっとあるはずです。
それでも、挑戦したという事実を大切にしたいと考えています。たとえ形にならなかったとしても、何もしなかった一年とは、確実に違うものになるはずです。
今年の終わりに振り返ったときに「安全な選択ばかりしていた一年」ではなく、「ちゃんと踏み出した一年だった」と言える状態でありたいと思っています。
結果だけを見るのではなく、そこに至る過程も含めて振り返れるような一年にできるよう、これからの日々と向き合っていきたいと考えています。