0
  • Insights
  • Kentaro Matsuoka

2025年1月の振り返り

2025年の幕開けから早くも1ヶ月が過ぎました。

営業日数こそ限られていましたが、組織としての様々な点が見えました。良かったこと、もっと伸ばせそうなことなど、振り返りとして端的にまとめてみようと思います。

実感できた成長

まずは組織として成長を実感できた大きなトピックについて振り返ってみます。

1. 情報発信活動の基盤確立

本年度の営業開始となった1月6日以降、平日毎日記事を更新することができました。

各メンバーが独自の企画を持ち寄り、納期を遵守して記事を仕上げていく姿勢が、組織の基本的な行動様式として定着しつつあることを実感しています。

1月中の投稿実績は合計20記事となり、そのうち3本がDiscoverへ掲載されるなど嬉しい手応えもありました。

特筆すべきは、市川による「Hender Schemeの財布『wallet』日常的に身につける小物だからこそこだわりを」という記事で、Discover経由で多くのアクセスを獲得するなど、顕著なパフォーマンスを示しています。

定期的な情報発信を組織の習慣として確立できたことは、今後の成長において極めて重要な礎になると考えています。

2. 組織的な提案力の向上

これまで提案書作成における企画立案は、一部のメンバーに限定される傾向にありました。

しかし昨年末に頂戴したある企業様からのご相談を契機に、全メンバーでの取り組みに舵を切ってみました。

それにあたって各メンバーの調査範囲を分担し、期限を定めて深いリサーチを実施。広告、SEO、SNS、サイト構造、記事コンテンツなどなど、担当領域を明確に分担し、最後にそれを取りまとめることでより専門的な知見をアウトプットに集約することができました。

これにより、ご相談への向き合い方へのプロセスを組織全体の課題として捉える意識が醸成されたような気がしています。

また、仮説を立て、課題を特定し、多角的にリサーチし、アウトプットを行うというプロセスを通じて、メンバーの各個人の成長も実感できました。

提案業務を組織全体で担う体制への移行は、今後の対応力向上において重要な意味を持つのではないかと思っています。

次の一歩に向けて

これができれば組織はもっと強くなるぞ、と感じた手応えについて振り返ってみます。

1. プロフェッショナリティの深化に向けて

組織の更なる成長に向けて、私たちのプロフェッショナリティをより深めていきたいと考えています。具体的には以下のような点において、さらなる成熟を目指せると感じています。

  • 予期せぬ状況における感情のコントロール
  • より高い品質基準の自発的な設定
  • 感動を生む成果物への強いコミットメント
  • 自己研鑽のための時間創出
  • 時間価値の意識向上

などなど、これらは言うまもなく社会人としてのごくごく基礎的な要素であり、常に意識し続けるべきものでしょう。

これらを意識できないとどこか子供っぽさの残る社会人となってしまい、大人の色気ある仕事ができないのではないかと思うのです。

より洗練された組織となるために、一流のプロフェッショナルとして求められる行動様式や仕事の密度を意識していきたいと考えています。

より洗練された組織となるために、自律的な成長を続ける組織であり続けるために、これらの意識を常に持ち続けることが重要だと感じています。より高みを目指す組織として、一人一人が一流のプロフェッショナルとして求められる行動様式や仕事の密度を意識していくべきだと、改めて感じました。

2. 「正論」を押し付けず「正解」を見出すコミュニケーションの在り方

日々、正解と正論は異なるという認識を持ちながらも、ついつい正論ベースの思考に陥ってしまうことも多くありました。

私たちの業界における「正論」と、個別のプロジェクトにおける「正解」は、必ずしも一致するものではありません。業界標準としてAの選択が望ましい場合でも、それをお客様に一方的に押し付けることは、むしろ関係性を損なう結果となりかねません。

特に独自の組織文化や社会的背景をお持ちのお客様との協業ではこの点が顕著、双方が「正論」を押し付け合えば、プロジェクト自体の崩壊すら招きかねません。

求められるのは、お互いにとっての「正解」を共に探り当てていく姿勢です。そのためには、言葉の解像度を意識した丁寧な対話や、素直な姿勢でのコミュニケーション、相互理解を深めるための傾聴などが欠かせないと改めて感じます。

これらを意識的に実践することで、コミュニケーションの齟齬を防ぎ、より良い解決策を見出すことができると考えています。

2025年2月の動き

2025年の2月はとても忙しくなりそうです。大変ありがたいことです。

大型提案の準備が数本控えていることに加え、新規ウェブサイト制作のご相談、新規プロジェクトの開始などもあり、日々気を抜けません。

ただただ忙殺されてしまっては学びがないため、1月に培った全員参加型の提案プロセスや、個々のメンバーの専門性を活かした体制をより一層強化するためのいい機会として捉えようと思っています。

多忙な時期となりますが、組織一丸となって万全の準備を進め、お客様の期待に応えていきたいと考えています。

See works

Kentaro Matsuoka